2005年 07月 14日
孫を抱きに来たおじいちゃん |
私のおじいちゃんは舞鶴にいたのである.心臓が悪かったそうで、私が記憶している限りでは,病院に一度お見舞いに出かけている.
当時、ウルトラマンがテレビでやっていて,私はバルタン星人にたいそう衝撃を受けたので、幼稚園児の私はお見舞いのおりにバルタン星人の話を一生懸命したことを覚えている.そのおじいちゃんも心臓の症状が悪化しそのあとすぐに亡くなった.50代であった。
たいした,子煩悩であったらしく初孫の私をずいぶん可愛がってくれたそうだ.
さて、私には6歳違いの弟がいる.
ある夜,母が赤ちゃんの弟を見に,2階に上がり,ふすまを開けたところおじいちゃんが立っていて、弟を抱いているではないか.母はスーッとふすまを閉めたというが,それが夢か現実か分からないと後に言っていた.
ただ,子煩悩な人だったので自分の孫を抱きに来たのかも知れないねえ,と言っていた.以来,母は2階のふすまを開けるときは,そーっと開けるようにしていたという.
当時、ウルトラマンがテレビでやっていて,私はバルタン星人にたいそう衝撃を受けたので、幼稚園児の私はお見舞いのおりにバルタン星人の話を一生懸命したことを覚えている.そのおじいちゃんも心臓の症状が悪化しそのあとすぐに亡くなった.50代であった。
たいした,子煩悩であったらしく初孫の私をずいぶん可愛がってくれたそうだ.
さて、私には6歳違いの弟がいる.
ある夜,母が赤ちゃんの弟を見に,2階に上がり,ふすまを開けたところおじいちゃんが立っていて、弟を抱いているではないか.母はスーッとふすまを閉めたというが,それが夢か現実か分からないと後に言っていた.
ただ,子煩悩な人だったので自分の孫を抱きに来たのかも知れないねえ,と言っていた.以来,母は2階のふすまを開けるときは,そーっと開けるようにしていたという.
by syounenjidai
| 2005-07-14 08:33
| 奇譚・伝承