2005年 11月 19日
毛虫や蜘蛛を投げつけられる |
ある夏の日のこと.広場の近くの木に毛虫のたくさんある木があったのだが,2年上のかんづめ(菊池かずひろ)らは,手で毛虫を取り遊びだしたのである.茶色い気持ちの悪い毛虫をよく手で触れるな,とこわごわと見ていた.手のひらの上でモゴモゴさせたりするのである.そんなこと私にはとてもできなかった.
彼らは驚くべき事に大きな黒い鬼蜘蛛も手で触ることができたのである.蜘蛛を無造作に手で握るようにつかむのである.
彼らはモンシロチョウを捕まえ,蜘蛛の巣に引っ掛けたりしていた.モンシロチョウを蜘蛛の巣に掛けると,鬼蜘蛛が喜び勇んでやって来て,蝶を糸でくるくるとさなぎのように丸めてしまうのである.あとでゆっくりと食うのであろう.それにしても可哀想なことをするな,と思った.
毛虫や蜘蛛をつかんだりしているのを,私はこわごわと見ていたのであるが,恐いと言うことが彼らに悟られないように気を配っていた.が,その様なことは程なくばれるのである.
案の定,私が怖がっているのが分かると,私に毛虫やら蜘蛛やらを投げてぶつけてきた.私は,肝をつぶしてあわてて自転車に飛び乗り、家に逃げ帰ったのである.
彼らは驚くべき事に大きな黒い鬼蜘蛛も手で触ることができたのである.蜘蛛を無造作に手で握るようにつかむのである.
彼らはモンシロチョウを捕まえ,蜘蛛の巣に引っ掛けたりしていた.モンシロチョウを蜘蛛の巣に掛けると,鬼蜘蛛が喜び勇んでやって来て,蝶を糸でくるくるとさなぎのように丸めてしまうのである.あとでゆっくりと食うのであろう.それにしても可哀想なことをするな,と思った.
毛虫や蜘蛛をつかんだりしているのを,私はこわごわと見ていたのであるが,恐いと言うことが彼らに悟られないように気を配っていた.が,その様なことは程なくばれるのである.
案の定,私が怖がっているのが分かると,私に毛虫やら蜘蛛やらを投げてぶつけてきた.私は,肝をつぶしてあわてて自転車に飛び乗り、家に逃げ帰ったのである.
by syounenjidai
| 2005-11-19 09:34
| 小学低学年の時のこと