2005年 06月 30日
大森浜 |
大森浜は家から歩いて20分ほど,自転車で10分ほどであったので小学1年のころから、時々友だち同士連れだって,遊びに行ったものだ.
砂浜では,砂山を作ったり,ダムと称して,波打ち際に穴を掘り水をためたり,そこから川を作ったりして遊んだ.砂浜で穴を掘ると,よくピョンピョンはねるフナムシが出てきたものだ.時にはミミズのようなものが出てきたりもした。
小学2−3年になると,ビニール袋と磁石を持っていき,砂鉄取りをした.たくさん取れば金持ちになれるのではないかと思った.
小学校5年生の頃であったろうか,浜に,沈没した漁船が打ち上げられた.漁船の木は潮であめて焦げ茶色になっていた.中にはカニがたくさんいるとか言っている人がいたが真偽のほどは明らかではない.
この沈没船は撤去されるでもなくそのままずっと置いてあった。
このころは,遊びも進化して,ロケット花火を打ち上げたりした.カモメが多く飛んでいるので,ロケット花火で打ち落とすぞ,と息巻いて撃ったが,カモメもすばしっこいので当たるものではなかった.
稀に,当たったこともあったが,カモメはダメージもなく飛び去って行ったのである.
【小学全般】
大森浜にある石川啄木像から函館山を望む。この浜で石川啄木は「東海の小島の磯の白砂に 我泣きぬれて 蟹とたはむる」と詠んだ。(著者 画)
明治末ころの大森浜。「朝の靄(もや)、大森浜」と詠われたこともある函館八景のひとつ。この古い写真を見ると、大森浜がずいぶんと遠浅の海に見えるが・・・私の体験では、波打ち際からちょっと進むと急に深くなっているのであるが・・・昔とは浜の地形が変わったのであろうか。(函館、上磯郡、亀田郡の百年 より)
砂浜では,砂山を作ったり,ダムと称して,波打ち際に穴を掘り水をためたり,そこから川を作ったりして遊んだ.砂浜で穴を掘ると,よくピョンピョンはねるフナムシが出てきたものだ.時にはミミズのようなものが出てきたりもした。
小学2−3年になると,ビニール袋と磁石を持っていき,砂鉄取りをした.たくさん取れば金持ちになれるのではないかと思った.
小学校5年生の頃であったろうか,浜に,沈没した漁船が打ち上げられた.漁船の木は潮であめて焦げ茶色になっていた.中にはカニがたくさんいるとか言っている人がいたが真偽のほどは明らかではない.
この沈没船は撤去されるでもなくそのままずっと置いてあった。
このころは,遊びも進化して,ロケット花火を打ち上げたりした.カモメが多く飛んでいるので,ロケット花火で打ち落とすぞ,と息巻いて撃ったが,カモメもすばしっこいので当たるものではなかった.
稀に,当たったこともあったが,カモメはダメージもなく飛び去って行ったのである.
【小学全般】
by syounenjidai
| 2005-06-30 08:33
| 小学低学年の時のこと